読み仮名 | いさわがわりゅういきゆきつばきぐんらく |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 天然記念物・植物 |
指定年月日 | 1969年 6月 6日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 奥州市胆沢区若柳 |
所有者 | 国 |
保持団体 | |
管理団体 | 奥州市 |
ホームページ |
概要
ユキツバキは、奥州市胆沢区の猿岩で発見され、当初サルイワユキツバキの名で発表されたものである。
その後、日本海側各地のブナ林に分布することがわかり、ユキツバキに改められた。
猿岩は、胆沢川の上流、石淵ダムの右岸にそびえる石英安山岩質凝灰岩の一大岩峰で、その頂上部に猿岩神社があり、ユキツバキが自生するのは、ここの境内地にあたる標高凡そ500m付近と考えられた。
ユキツバキは本県沿岸部に見られるヤブツバキの変種で、ヤブツバキに比べ背丈が低く、幹が地際から斜上し、高さは1〜2m程度である。
近年、胆沢川の左岸上流に、見事なブナ林に覆われたユキツバキが密生している地域が発見され、このうち大荒沢地区の22haが追加指定され、名称も猿岩ユキツバキ群落から胆沢川流域ユキツバキ群落に改められた。