更新日:2025年09月30日

| 読み仮名 | おおさわのがりゅうばい |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定文化財 |
| 種別 | 天然記念物・植物 |
| 指定年月日 | 昭和47年10月27日 |
| 数量 | |
| 所在地 | 山田町大沢 |
| 所有者 | 個人 |
| 管理団体 |
概要
臥竜梅とは、竜が横に臥したような形のウメという意味で名付けられたものである。
このウメは、元来、八重咲きの紅梅であるが、幹や太い枝が横に這って地面につくこと、ここで初根して子株となり、同様に子株から孫株ができるという珍しい習性を持つウメである。
大沢の臥竜梅も同様に、親株から子株ができ、さらに孫株ができたものではあるが、現在西から東に親・孫・子の三樹が一列に並び、その間の臥竜状の横に這った枝はすでにない。
親株の根元幹囲約3.1m、枝張東西約2.7m、南北7mで、子株、孫株の根元幹囲はそれぞれ約1.2m、1mあり、普通のウメとは全く異なった樹形である。
県内はもちろん東北地方にも例がなく、また、国内での植栽したものとしては北限地と思われる。