鹿角(かづの)街道は盛岡の夕顔瀬橋(ゆうがおせばし)に始まります。明暦3(1657)年に架橋、明和2(1756)年には北上川に中島を築く中継式架橋となり、現在の橋の基となっています。橋の維持のため鹿角街道、秋田街道の村々は橋料の負担を課せられていました。夕顔瀬橋惣門は秋田・西和賀・鹿角往還を取り締まる重要な惣門でした。