水沢駅では、毎年6月から8月にかけて構内につるされた風鈴が、風に揺れながら爽やかな音色を奏でます。南部鉄器で有名な鋳物の町の夏の風物詩です。
概要
約900年の歴史を誇る南部鉄器のふるさと奥州市水沢区では、JR水沢駅ホームに、毎年6月から8月にかけて当地で製作された南部風鈴がたくさん飾られ、さわやかでかわいらしいハーモニーを奏でます。
風鈴は、昭和38年から毎年飾られ、これをきっかけに風鈴ブームが到来、水沢駅は「風鈴駅」とも呼ばれるようになりました。風鈴の型は、以前からの吊鐘(つりがね)型、松笠(まつかさ)型、灯籠(とうろう)型などに、果物、野菜、花シリーズや棒型などのユニークな型が加わり、音色だけでなく見ても楽しめるものになっています。
場所
JR水沢駅ホーム
聞こえる日
6月~8月
アクセス
東北自動車道水沢ICから約15分
問い合わせ先
奥州市商工観光課
tel.0197-24-2111
(取材協力:東日本旅客鉄道盛岡支社)