猊鼻追分は、猊鼻渓に訪れる観光客に何か心に残るお土産にと、鈴木朗月(すずきろうげつ)・秀峰兄弟が作詞作曲し、大正末期から昭和初期に完成しました。以来、名勝猊鼻渓の情緒に合った舟歌として名物になっています。

概要

猊鼻渓(げいびけい)は、砂鉄川が石灰岩を浸食してできた、高さおよそ100メートルの奇岩怪岩が両岸にそびえる長さ約2キロの渓谷です。
 初夏には新緑や藤の花、秋には紅葉、冬にはこたつ舟からながめる雪景色と、四季折々の景色が美しく、日本100景にも選ばれました。
 船頭さんの解説を聞きながら楽しむ往復約90分間の手こぎ舟での舟下りでは、「猊鼻(げいび)追分」を聞くことができます。

場所

一関市東山町長坂

聞こえる日

毎日

アクセス

JR一ノ関駅からバス約40分、げいび渓口下車
JR猊鼻渓駅から徒歩5分
東北自動車道一関ICから約30分

問い合わせ先

げいび観光センター
tel.0191-47-2255
http://www.geibikei.co.jp/
(取材協力:げいび観光センター、唄:小原松男さん)