主な生産地
大槌町
概要
「刺し子」とは、布地を綴り縫いや刺し縫いする針仕事のことです。
「大槌刺し子」は東日本大震災により、町や大切な人、家、仕事を奪われ、綻んでしまった大槌という町を「刺し子」を通してもう一度、繕い補強し、みんなが誇れる美しく、たくましい町にしていきたいという思いから始まりました。
歴史・沿革
大槌復興刺し子プロジェクトは、2011年6月、大槌町の避難所から始まりました。避難所という限られたスペースで、針と糸、そして布さえあればできるのが、「刺し子」の制作でした。その後もプロジェクトは続けられ、現在に至っています。
使用方法
刺し子には、布を丈夫にしたり、縫い重ねることによる保温の効果があることあら、昔は野良着などに用いられてきました。現代では、その機能性や装飾性から、服地、バッグ、雑貨などが製造されています。
主な商品
- 一目刺しバッグ、Sack ~Life with Sashiko Bag~、みやびふきん、くるみボタン
製造工程
裁断→下書き→刺し子→縫製
お客さまに「手しごと」の価値を伝えるために、商品を手にとってくださる方のことを想い、ひと針ひと針手で刺して商品を作っています。
問合せ先
大槌復興刺し子プロジェクト
〒028-1121 岩手県 上閉伊郡 大槌町 小鎚第26-122-1 メゾン大谷201
0193-55-5368