
本名 | 須川長之助 |
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生没年 | 1842-1925 |
職業 | 植物採集家 |
出身地 | 紫波町 |
記念館 | はこだて人物誌 |
解説
万延元(1860)年函館に渡来したロシアの植物学者カール・ヨハン・マクシモビッチに仕え、元治元(1864)年マクシモビッチが帰国するまでの3年間あまり植物採取助手として、彼の研究を助けた。その後も日本国内の採集旅行を続け、その押し葉標本をロシアに送り、植物分類学発展に陰の功労者になった。長之助が発見した植物にチョウノスケソウと名付けられたものもある。彼の採集標本は現在レニングラードのコマロフ植物研究所に保管されている。
写真提供:泉館重雄