本名 斎藤實
生没年 1858-1936
職業 首相・海軍大臣
出身地 水沢市(現 奥州市)
記念館 水沢市立斎藤實記念館

解説

明治39(1906)年西園寺内閣海相以後、大正3(1914)年まで歴代5内閣にわたって8年間海相。大正7(1918)年朝鮮総督に就任、文治政策に徹し8年間を名総督として全うする。のちジュネーブ軍縮会議全権大使。昭和7(1932)年に5・15事件で凶弾に倒れた犬養内閣の後をうけて首相。挙国一致内閣で満州事変後の難局処理に当ったものの、陸軍内部の対立、軍部による満州の植民地化への対外批判、帝人事件の突発によって2年あまりで退陣。首相退陣後は内大臣の重職に就いたが、2・26事件の凶弾に倒れた。

写真提供:斎藤實記念館