更新日:2019年03月21日

本名 | 三船久蔵 |
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生没年 | 1883-1965 |
職業 | 柔道家 |
出身地 | 久慈市 |
記念館 | 久慈市(久慈市立三船十段記念館) |
解説
明治・大正・昭和を生きた柔道の名人。講道館十段。明治36(1903)年講道館に入門。小柄ながら優れた素質に、猛練習を重ねて昇段し大正12(1923)年に七段。昭和5(1930)年第一回全日本柔道選手権大会での対佐村嘉一郎七段戦、昭和9(1934)年天覧試合での田畑昇太郎八段との試合は名勝負として知られ、名実ともに日本一といわれた。昭和20(1945)年十段で名人の称を受ける。柔道一筋の生活の中で研究心が編みだした「空気投げ・隅落し」・「球車」がある。昭和29(1954)年久慈市名誉市民。昭和36(1961)年文化功労者となる。
写真提供:三船十段記念館