更新日:2025年08月22日
                            

| 読み仮名 | おおたけはいじあと | 
|---|---|
| 指定種別 | 県指定 | 
| 種別 | 史跡 | 
| 指定年月日 | 昭和54年2月27日 | 
| 数量 | |
| 所在地 | 北上市更木 | 
| 所有者 | 個人 | 
| 管理団体 | 
概要
大竹廃寺跡は北上市更木町の標高180mの山頂近く、南斜面を削平した場所にある。
 土壇は平坦であるが、地形にそって西北が高く東南にゆるく傾斜している。
 遺構は桁行5間、梁間4間の南面する堂で、その平面は桁行3間、梁間2間の身舎の4面に廂をめぐらし、側柱と入側柱は桁行、梁間方向とも柱をそろえる。
 桁行5間の中央の間はさらに広くなっている。
 遺物の主なものは、土師器、須恵器の坏および大形容器の破片、方形断面を持つ平打鉄釘、長押化粧用の鉄釘、鉄鐘である。
 平安時代の山岳寺院で重要な堂宇を持つ貴重な遺跡である。
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