| 正法寺 |
| しょうぼうじ |
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| 本堂1棟 庫裡1棟 惣門1棟 附 鐘楼堂1棟 正法寺は、奥州市水沢区内から南東10km程の山中に位置する曹洞宗の寺院である。 能登総持寺から出た無底良韶が貞和4年(1348)に開創したと伝える。 奥羽二州の本寺、出世道場として総持寺から独立した寺格を有し、中世には地元の有力領主の帰依を受け寺は隆盛した。 その後、徳川幕府の宗門統制により総持寺の末寺となり現在に至っているが、今なお東北地方における曹洞宗随一の名刹として広く信仰を集めている。 創建時の伽藍の状況は明らかではないが、中世には幾度かの火災焼失と復興が繰り返され、その記録によれば、仏殿、方丈、僧堂、大庫裏、御影堂、総門などの名がみられ、仏殿を中心とした伽藍が形成されていたことが知られる。 江戸時代には仙台藩主伊達氏の助成で再建や修理が行われてきたが、寛政11年(1799)の火災により伽藍は焼失し、わずかに寛文5年(1665)建立の大門(現在の惣門)と土蔵、宝蔵だけが残った。 火災後、まず文化4年(1807)に庫裏が、文化3、4年に禅堂と衆寮が再建された。 しかし、伽藍の復興は困難を極め、文化8年に客殿(現在の本堂)、嘉永2年(1849)頃までに小方丈、開山堂が完成したが、他は再建されずに終わった。 |