文化財情報  詳細
毛越寺庭園
もうつうじていえん
指定種別 国指定
種別 特別名勝
指定年月日 1957年 11月 12日
指定詳細 (名)昭和32年11月12日、(特名)昭和34年5月23日
数量
所在地 平泉町平泉字大沢
所有者 毛越寺 外
保持団体
管理団体
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概要
毛越寺は奥州藤原氏初代清衡が建立し、2代基衡・3代秀衡がこれを受け継いで完成したといわれ、広大な池(大泉池)を中心とする庭園は、平安時代の様式を今に伝えている。
庭園は、大泉池が南大門と金堂円隆寺の間にあって、東西に延びる池を中心に平安期庭園の手法をもって配置されている。
大泉池には中島を中心にして南方と北方に反橋があった。
中島は、東西に長く、東方に延びて勾玉状をなし、まわりに洲浜をまわす。
遣水は庭園の北東部にある弁天池から南に流れ、鐘楼跡のところから池に注いでいた。
水は、東北から西南に流れる順流であるため、東南汀には出島が池に突き出し、その先に立石と伏石が組み合わされ、洲浜が設けられている。
これに対し西南汀には、2座の築山が多くの石を積み重ね、男性的な荒磯の景観を作り出している点など、浄土庭園の特色を完全に残している。
毛越寺庭園は、国内に現存する平安様式の庭園のうち、最も完全な浄土庭園の遺構として唯一のもので、日本文化史あるいは造園史上きわめて重要な文化遺産である。