読み仮名 げいびけい
指定種別 国指定
種別 名勝
指定年月日 1925年 10月 8日
指定詳細
数量
所在地 一関市東山町長坂字町裏
所有者 一関市 外
保持団体
管理団体 一関市
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概要

猊鼻渓は、古生代にできた石灰岩の厚い地層が砂鉄川の水の浸食を受けてできた峡谷である。
峡谷は100m程の高さの断崖や絶壁で囲まれ、その中を済んだ砂鉄川の水が静かに流れ、ヤマメ、ハヤ、アユなどの川魚類の生息のほか、オシドリをはじめ、数々の水鳥の姿が見られるなど自然状況が良く保存されている名勝地である。
川に面した断崖や山腹は豊かな広葉樹で被われ、ところどころに白糸状の滝がかかり、鍾乳洞が開口している。
終点近くに、石灰岩の一枚岩の大きな絶壁があり、その中ほどに鼻のようなような形をした岩の瘤(鍾乳洞)が出ている。
これが猊(ライオン)の鼻の形に似ているので猊鼻と名付けられた。