文化財情報 詳細
普門寺三重塔
ふもんじさんじゅうのとう
県指定
建造物
1975年 3月 4日
1基
陸前高田市米崎町字地竹沢
普門寺
普門寺
初層平面1.648m四方、塔高約12.5m、(地上から九輪先端まで)。
木造銅板葺(もとこけら葺)の三重塔で、二重石組基壇上に建つ。
各層平面は、三間四方で廻縁を付ける。
初層は二軒、繁垂木、二手先。
二層は軒裏に垂木を設けず全面に彫刻を施し、二手先。
三層は二軒扇垂木を用い、各層とも軒の意匠を異にする。
棟札に「文化六年歳次己巳广則吉旦海岸山補陀峯普門禅寺・・・」とあり、文化六年(1809)の建立である。
総体に繊細優美な意匠で統一され、特に年代の古い建築とは言えないが、創建時期が明確で、本県に於ける塔婆建築としては他にその実例がなく、唯一の遺構である。
本県の寺社建築史上資料的価値が高い。