文化財情報 詳細
鉦鼓
しょうこ
県指定
工芸品
1988年 10月 18日
1面
奥州市江刺区梁川字中宿
浅沼健一
面径19.3cm。
高さ4.9cm。
口縁部径21.2cm。
鋳銅製正円形側面に魚形の釣鐶座を設ける。
口縁部に次の銘がある。
「正和三年正月日中原別時踊鐘主友正之」時宗で、別時の念仏踊りに用いられた鉦鼓で、鉦架にかけて叩いたと考えられる。
友正は注文主であろう。
釣鐶座の孔の周囲は著しくすり減り、鉦鼓の数多くの打痕と共に、盛んに使用されたことを物語っている。
正和3年(1314)の銘は、県内にある類品のうちで、紀年銘のあるもので最古であり、出来ばえもよく貴重である。