| 伊藤家住宅 |
| いとうけじゅうたく |
|
|
| 桁行13.8m、梁間8.7m。 南面突出部桁行5.6m、梁間4.8m。 寄棟造、茅葺。 建築年代については明確な資料はないが18世紀前半と推定される。 しかし、突出部は新しく、19世紀中頃に建てられたものと思われる。 建物は南面し、主屋部に小さな「うまや」を突き出している。 建物のある田瀬ダムの南覚間沢の山間部は、旧仙台藩領江刺郡との藩境に接した盛岡藩領最南端部にあたり、直家と曲家の混在する地域である。 伊藤家住宅は曲家の中で最も小規模のものの一つであるが、岩手県南部の農家として平面、構造とも古形式を持ち、かつ旧状をよくとどめている貴重な遺構である。 指定当時曲家であったが、昭和53年に建立当時の直家に復元され、現地保存されている。 |