主な生産地

金ケ崎町

概要

 県内産の東和町(現 花巻市)成島の和紙を用い、独自の「裏張り」の技法で和紙面や和紙人形などの張り子を作っています。伝統の鬼剣舞面や神楽面、その年々の“干支”の人形など、軽くて丈夫な素朴な味わいが好評です。和紙面は軽くてよく周囲が見え、呼吸も楽。和紙人形は素朴な味わいで部屋のインテリア等に人気があります。

歴史・沿革

 郷土芸能の伝承が盛んな当地で、木彫りの仮面が不足した昭和30年ごろに創案された。その後、金ヶ崎で昭和48年から本格的に作られ、毎年の大阪や東京での物産展でも実演販売。「全国郷土玩具ガイド」にも紹介されている。

主な商品

・耳くらべ:3,465円(税込み)

・福犬:3,465円(税込み)

・和紙面(中):1,575円(税込み)

・鬼剣舞面(本塗り):6,090円(税込み)

・起上がり小法師:1,890円(税込み)

受賞暦

昭和56年岩手県産業まつり銀賞・昭和61年岩手県産業まつり金賞・平成5年東北通産局長賞

製造工程

粘土型製作→石膏型製作→和紙裏張り→張り合わせ→色付け→張り子人形

問合せ先

さわはん工房

〒029‐4501

岩手県胆沢郡金ケ崎町六原東町50‐36

TEL0197‐43‐3397