主な生産地

盛岡市

概要

 紫根染はムラサキ、茜染はアカネという植物の根を使って染めた草木染です。大枡・小枡・立涌の昔からの柄に加え、独自に考案した柄が800種にも及んでいます。絞りは数十名の地元絞り職人の手仕事で行われています。手仕事ならではの暖かみのある独特の美しさと、年々味わい深いものとなる色の変化も魅力のひとつになっています。

歴史・沿革

 紫根染が南部地方に伝わったのは鎌倉時代以前と言われ、藩政時代には藩の手厚い保護の下に生産されていたが、明治維新後、完全に途絶えた。しかし大正5年、南部紫根染研究所が設けられ復興、昭和8年研究所の主任技師だった初代が独立して草紫堂を創業した。

使用方法

着尺地・帯地でお洋服になさる方もいらっしゃいます。テーブルセンターや財布、バッグ等小物も多数揃っていますので、贈り物としても幅広くお使いいただけます。

主な商品

  • 正絹着尺地:500,000円前後〜
  • 正絹名古屋帯地:200,000円前後〜
  • 木綿テーブルセンター:3,600円〜
  • 紬小銭入:2,800円〜
  • 木綿風呂敷:5,800円〜

受賞暦

フランス、ベルギー万国博にてブロンズ優賞・商工省工芸展“無鑑査”その他国内各種展覧会にて中小企業庁長官賞ほか多数受賞

製造工程

原反→精錬・糊抜き→下漬け→枯らし→型彫り→型付け→絞り→ 検査→染色→絞り解き→ 水洗・巾出し→仕上げ

問合せ先

有限会社草紫堂

〒020-0885

盛岡市紺屋町2-15

TEL019-622-6668