正月14日から続く春祈祷の結願として正月20日、常行堂(じょうぎょうどう)の摩多羅神(またらじん)の祭礼「二十日夜祭」が催されます。

毛越寺を開山した慈覚大師の秘法である古伝の「常行三昧供(じょうぎょうざんまいきょう)」の修法のあと、法楽(ほうらく)に深夜まで国の重要無形民俗文化財でもある「延年の舞(えんねんのまい)」が奉納されます。舞は「呼立(よびたて)」のあと、「田楽躍(でんがくおどり)」「路舞(ろまい、唐拍子とも)」「祝詞(のっと)」「老女」「若女」「児舞(ちごまい)」「勅使舞(ちょくしまい)」の順に行われます。

また、厄年の老若男女が、夜、たいまつの明かりを先頭に常行堂まで練り歩き、仏前に大根や白菜などの野菜をささげ、無病息災、家内安全を祈願する、献膳行事が行われます。

開催日 1月20日
開催場所 毛越寺
問い合わせ先 毛越寺
TEL.0191−46−2331
毛越寺

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