藩政時代の物資輸送の要北上川舟運

 北上川は平安時代の安倍氏や平泉・藤原氏の交易にも利用されるなど、古来から物資輸送の大動脈でした。特に藩政時代には、盛岡藩と仙台藩の回米輸送路として重要な役割を担いました。盛岡藩の場合、江戸初期には閉伊地方の各湊から送られていましたが、慶安期(1648〜52)以降は、盛岡の新山河岸(しんざんかし・明治橋付近)から郡山(紫波町)、花巻を経て藩領南端の黒沢尻(くろさわじり)河岸(北上市)までは小型の小繰船(おぐりぶね)を利用、黒沢尻で大型のひらた船(ひらたぶね)に積み換えて石巻湊(宮城県石巻市)まで荷を運び、石巻から江戸までは海路が利用されました。 復元された(ひらた)船
復元された(ひらた)船


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