八幡平(八幡平・畚岳)
八幡平 八幡平 八幡平 畚岳
八幡平 畚岳
■所在地 八幡平市・秋田県
■概要
岩手と秋田の県境にある山を指す場合と、その周辺の高山地帯を広く指す場合があり、後者には八幡沼や茶臼岳、畚岳などを含み、秋田県焼山付近に至る広いエリアを指す場合もある。この地域はいずれの方向からも楯を伏せたようななだらかな地形(アスピーテ)地形に見えるが、様々な火山型や火口湖(八幡沼が代表)・火口原湖、泥火山・火山地獄などの火山活動が見られる。そのため、「火山博物館」と呼ばれている。山腹から山頂付近まで様々な温泉が多数あり、スキー客とともに観光客は絶え間ない。また、アオモリトドマツ原生林や湿原植生、高山植物が身近に観察することができ、展望台からの雄大で、岩手山の雄姿、鳥海山などの遠望がきく。十和田八幡平国立公園。
■山の生い立ち・成り立ち
南北方向の火山列と東西方向の火山列が交差する地帯に当たるため、各種の火山地形が見られる。いずれも第四紀になって活動している新しい火山群で、現在でも活発な活動が見られる。主な火山のうち、焼山は円柱形のコニーデ型、茶臼岳・畚岳はアスピトロイデ型で、多種多様な火山地形が複合して、全体として(偽)アスピーテ地形のように見える。

■名称(読み方) 八幡平(はちまんたい)
■標高 1613.3m
■名前・別名の由来 (1)坂上田村麻呂が蝦夷制定の際、あまりの美しい景色に感動して八幡神を祭った。
(2)源氏の八幡太郎義家が登ったので八幡と称した。
また、地形的な観点から,
(3)火山湖や池溏、湿原が多いために土地が柔らかく、この「やわらか」が縮まったヤワタを「八幡」にあててハチマンと音読した、
などの諸説がある。
■信仰 八幡信仰はお稲荷さんと共に日本各地に広く分布している。特に盛岡藩では藩内寺社327社のうち、73社を八幡神を守り神とした。八幡神は、「ヤ(多くの)・ハタ(仏菩薩の威徳を示す語)」で、応神天皇の偉業を示す神名である。
■伝説 (1)延歴22(803)年、坂上田村麻呂は大猛丸を滅ぼし、供養と武運を祈り、清浄の山に八幡神を招き8つの旗(ヤハタ・八幡)をたて八幡神社を創建した。(『由来名区地名地称』)
(2)天喜5(1057)年、源義家が安倍氏との争乱のおりに登った。などの説が残されている。

■名称(読み方) 畚岳(もっこだけ)
■標高 1577.8m
■名前・別名の由来 「畚」とは土砂を運ぶ道具のことで、山の形がその道具に似ていること、あるいは運ばれた土に似ていることからともいわれる。




戻る