須川岳(栗駒山)
須川岳 栗駒山
■所在地 一関市・宮城県・秋田県
■概要
岩手・秋田・宮城の三県にまたがる複式コニーデ型の二重火山。岩手県側では須川岳、秋田県側では大日岳、宮城県側では栗駒山とそれぞれ呼称が異なる。山頂の北側には火口丘の剣山、火口湖の昭和湖、湿原の龍泉ヶ原や名残ヶ原などがある。海抜1000m以下の地域ではブナ原生林が広がり、山頂部では雪田やハイマツ、各種の高山植物が見られる。須川温泉や栗駒五湯(宮城県)、小安温泉(秋田県)などの温泉も多く、訪れる観光客や登山客も多い。栗駒国定公園。栗駒山・栃ヶ森周辺森林生態系保護地域。
■山の生い立ち・成り立ち
奥羽山脈のほぼ中央にあり、脊梁火山列の那須火山帯に属する火山。第四紀になって噴出した二重火山で、南側の外輪山に山頂、虚空蔵山、秣岳がある。一方、北側の外輪山は崩壊や浸食が進み、不鮮明となっている。現在、山頂北側の須川爆裂火口内には中央火口丘の剣山(トロイド型火山)があり、温泉、硫気活動、噴気が続き、立入禁止地域もある。有史以来数回の活動が記録され、昭和19(1944)年の小噴火による泥土噴出により昭和湖と須川湖が形成された。

■名称(読み方) 須川岳(すかわだけ
■別名 須川岳(岩手)
大日岳(秋田)
栗駒山・駒ヶ岳(宮城)
■標高 1627.7m
■名前・別名の由来 岩手県側の登山口、須川温泉には強酸性の湯が毎分6000lも湧き出し、その酸性水が磐井川に流入することから酢川岳、それが転じて須川岳になった。秋田県側では東の空に仰ぐことから大日岳、宮城県側では春に現れる駒形の残雪から駒ヶ岳となり、郡名から栗駒山とそれぞれ呼ばれている。
■信仰 古くから信仰登山の山として知られている。




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