氷上山
氷上山
■所在地 陸前高田市・大船渡市
■概要
陸前高田市と大船渡市の境にある花崗岩からなる山。山頂と山麓には氷上神社があり、気仙地方一帯の信仰の山として知られている。山頂から広田湾や大船渡湾の眺めがすばらしく、ハイキングコースも整備されている。中腹には玉山金山跡がある。
■山の生い立ち・成り立ち
ヒカミ花崗岩からなり、地質的には白亜紀といわれてきたが、さらに古い古生代という説がある。

■名称(読み方) 氷上山(ひかみさん)
■別名 おひのかみ
御山
玉山
■標高 874.7m
■名前・別名の由来 昔、野火による山火事があった際、この山の山頂部だけが焼けずに残ったことから、この山の頂には火防の神が宿るとして、「火神山」と名付けられ、それが転訛して「氷上山」となった。
■信仰 平安時代から地域住民の信仰の山で、山頂には三つの神殿,理訓許多(りくこたの)神社、登奈孝志(となかし)神社、衣太手(えたて)神社があり、山麓に氷上山神社がある。律令時代の『延喜式神名帳』にもその名を記されている由緒ある神社だが、理訓許多神社以外は今では祭神も不詳になってしまった。これら三つの神社は西ノ御殿、中ノ御殿、東ノ御殿と称され、伊勢神宮と同じ御神材を使用していた。今日でも日照りの祭では雨乞いを行い、海上安全と大漁を祈願するなど、陸海とも地元住民から親しまれている。




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