室根山
室根山
■所在地 一関市
■概要
県内の北上高地地域の南部で一番高い独立峰で、周囲に高い山がないため、展望がよく、遠く金華山まで見渡せる。昔は鬼首山といわれたが、紀州熊野から室根神社を分霊してから、室根山と改称した。山頂付近ではツツジが美しく、ハンググライダーエリアやキャンプ場などがあり、訪れる観光客も多い。室根高原県立自然公園。
■山の生い立ち・成り立ち
地質は登米層とよばれる泥岩を主とする固結堆積物からなる。標高800mの室根神社付近より上部ではブナ,イヌブナからなる自然林があり、下部では人工林が主体となっている。

■名称(読み方) 室根山(むろねさん)
■別名 東小富士
鬼首(オニカベ・オニコウベ)山
桔梗山
卯辰山 など
■標高 895.4m
■名前・別名の由来 安永4年書上「元正天皇養老二年九月御勅願。紀州牟婁郡音無河より御舟にて御下向。(宮城県)本吉郡唐桑村鮪立(しびたち)御上り、室根山へ勧請」「これより鬼首山を改め牟婁峯山と称し、以後は室根山。けだし紀州牟婁より熊野本宮勧請をもってなり」(室根村=現在の一関市『室根山』)という説のほか、ムロは館(むろみつ、海津の官舎)や、熊野神社の御室(むろみつ、御森)からついたなど、諸説がある。
■信仰 室根山の八合目には、格式の高い室根神社があり、本宮と新宮、滝宮がある。本宮は古くから地域住民の山岳信仰の対象として親しまれ、祭神は伊弉冉尊(イザナミノミコト)、今日でも気仙沼方面の漁民の海上安全や大漁祈願の信仰対象となっている。閏年の翌年の旧暦9月19日に行われる特別大祭は奥州三大荒祭りとして有名である。
■伝説 坂上田村麻呂の鬼退治伝説が伝わる。




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