分類 | 鹿踊 |
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名称 | 根反鹿踊り(ねそりししおどり) |
指定年月日 | 平成8年9月3日 |
保持団体 | 根反鹿踊り保存会 |
所在地 | 一戸町根反 |
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雌鹿結びの舞(めじしむすびのまい)
概要
太鼓を持たず、囃子に合わせて身体を被う幕を内側から動かして踊る、幕踊系鹿踊。伝承によると、加賀の国で苦戦していた八幡太郎義家が鹿の角に松明をつけて敵陣に攻め込み勝利した喜びを踊りにしたものが、戦国時代に修験者によって伝えられたとも、奥州に陣を張った義家が、山から聞こえてきた雄鹿が雌鹿を呼ぶ声を聞いて自分たちの境遇を顧み、鹿の戯れの様子を踊ったのが始まりともいわれる。鹿の踊り手は、股引に白足袋、草鞋を履き、紙製のザイ(たて髪)をつけた金色(顎から口にかけては銀色)の鹿頭をかぶり、鹿頭の下を黄色い幕で覆い、絵模様の腰当をつける。演目は「入り込み」「本舞い」「鹿集めの舞い」「八幡囃子」「飛燕の舞い」などで構成され、輪踊りと組み踊りを四十節の歌詞に合わせて踊る。
主な公演場所
八坂神社祭典(8月)、一戸まつり(8月)