国指定・無形民俗文化財
分類 その他
名称 室根神社のマツリバ行事(むろねじんじゃのまつりばぎょうじ)
指定年月日 昭和60年1月12日
保持団体 室根神社祭保存会
所在地 一関市室根町ほか

概要

 室根神社は室根山の中腹、標高約800mにあり、奈良時代に紀州熊野神社を勧進したといわれる歴史を持つ古刹。この室根神社で閏年の翌年、旧暦9月に行われるのが特別大祭で、神社からふもとの御旅所(おたびしょ)まで、本宮と新宮の両神輿が山を下りその到着を競い、これを阻止しようとする村人の間で激しいもみ合いがある。御旅所(馬場)にはマツ材で高さが約8mもあるやぐらをつくり、その上部に綱で神輿を引き上げる。古くから相馬野馬追い、塩竃祭りとともに「東北三大荒祭り」と呼ばれている。

主な公演場所

室根神社(10月)