認定年度

平成9年

認定の種類

伝統料理

主な地域

花巻市

料理の紹介

 きりせんしょは、花まんじゅうとともに、桃の節句にたくさん作って仏様やひな壇に供えられていました。古くは山椒を刻んで浸した汁で粉を練ったところから「きりさんしょう」と呼ばれ、なまって「きりせんしょ」になったと言われています。

材料

(50個分)うる粉700g、もち粉300g、黒砂糖500g、しょうゆ100cc、水5カップ半(少々多めに)、サラダ油 おおさじ2杯、クルミ・ごま 少々

作り方

1.鍋に黒砂糖、しょうゆ、水を煮立てて、この時サラダ油を入れる。

2.1を煮ながら手早く粉を入れ「半殺し」にする。

3.2に新聞紙をかけて少し荒熱をとってから、クルミ・ゴマもいれてしとねる。

4.3を適当な形にまとめ、蒸し器で12〜13分蒸す。※黒砂糖の代わりに白砂糖、それに小豆を入れると色に変化がでます。

料理のポイント

1.きりせんしょは「しとね」「ねかせる」事がポイントであり、そのことで歯切れのよいきりせんしょができあがる。モロヘイヤ大福は「あん」作りに時間をかけて十分に練り上げること。(大福は「あん」で美味が決まる)

阿部イヨさんの「きりせんしょ・モロヘイヤ大福」

連絡先 花巻市葛6-12

電話 0198-26-2749

説明 米どころ花巻を代表する伝統料理「きりせんしょ」。