認定年度

平成12年

認定の種類

新郷土食

主な地域

岩手町

料理の紹介

 地元で生産されるブルーベリーソースをたんねんに混ぜこんだ生地で粒あんを包んだ、いつまでも柔らかいまんじゅうです。

材料

【ブルーベリーまんじゅう(10個分)】
うるち粉…200g、ぬるま湯…70g、小麦粉…小さじ1/2、ブルーベリーソース…30g、粒あん…400g、片栗粉…少々
【粒あん(25~30個分)】
小豆…2合(約280g)、水あめ…40g、上白糖…120g、三温糖…120g、塩…4g、水…200cc

作り方(ブルーベリーまんじゅう)

1.うるち粉にぬるま湯を入れてこねる。

2.湯気の立っている蒸し器に、濡らした敷布を敷き1の生地を2つに分けて平らに入れて約60分位蒸す。

3.蒸し上がったら、熱い生地をのし板の上で表面が滑らかになるまで手早くこねまとめる。熱いので布巾に包むなど工夫してこねる。

4.3を冷水に入れて十分冷やす。

5.4をボウル等に入れて、小麦粉をまぶし、まとまる程度に手でこねる。

6.生地がまとまったら、分量のブルーベリーソースを入れ、生地にまだら模様が無くなり、ソースが均一に混じるまでよくこねる。

7.生地を10等分し、40gに丸めておいた粒あんを包む。

8.片栗粉を薄くまぶしてできあがり。

作り方(粒あん)

1.小豆をたっぷりの水に入れ、きれいに洗う。目の荒いすくい網でボウル等に移すと、ゴミや不純物を取り除きやすい。

2.1を鍋に入れ、水(分量外)を小豆の1cm上まで入れて沸騰したら、小豆をすくい網でザルにとる。水(分量外)を替えて2~3回繰り返す。

3.鍋に2を入れ、水(分量外)を小豆の2cm上まで入れ、弱火にかける。沸騰したら、さし水(分量外100cc程度)を入れ、再び沸騰させる。さし水を2、3回繰り返す。

4.混ぜたとき、カラカラとした音がしなくなったら、小豆の半量をザルに取り出す。

5.鍋に残した小豆を弱火で煮る。小豆を指で強めに押してつぶせる程度になったら、4で取り出した小豆を戻して、水(分量外)をひたひたに入れて煮る。

6.呉が浮きはじめたら(皮から小豆の中身が出始めたら)、火からおろす。

7.6をさらしの袋に入れ、ボウルに溜めた水(分量外)で洗う。水が黒くなくなるまで、2~3回、水を替えて洗う。

8.7を脱水する。(手でぎゅっとしぼる)

9.銅鍋に水と水あめを入れて煮溶かし、上白糖と三温糖を加えて沸騰させる。

10.9に8の小豆を入れて、焦がさないように混ぜながら強火で煮る。水気が少なくなり、ブツブツとはねなくなったら塩を入れて混ぜる(水分はまだ残っている状態)。

11.鍋底から混ぜながら煮て、水分が無くなったら火からおろす。琺瑯のバットに広げて冷ます。

料理のポイント

1.蒸した生地を熱いうちにこねることでコシがでる。そして、冷水で冷やしてからこねることで柔らかさを保てる。

2.ソースは生地がかたいうちに入れること。生地をこね過ぎて柔らかくなったところにソースを入れると、形をまとめにくくなる。

3.生地づくりは手早く行うことが肝心。

4.ブルーベリーソースは添加物を使わないものを使用しているため、まんじゅうの色は安定している。(岩手町内の生活研究グループが加工しており、糖度は40度に仕上げている。添加物入りのブルーベリーソースを使用したものは変色が早い。)

5.粒あんは、口の中で小豆の粒を感じられるように仕上げるため、4で半量を取り出している。

6.小豆は、強火で煮ると皮が破けてしまうので弱火で煮る。仕上げは強火で行う。

7.水あめに上白糖、三温糖を混ぜると、水あめが砂糖でコーティングされて溶けにくくなるため、水あめを先に溶かしてから砂糖を加える。

8.粒あんはまとめてつくり、冷凍保存して使用するとよい。

西田拓広さんの「ブルーベリーまんじゅう」

店の名前 西田だんご店

場所 岩手町大字沼宮内8-30

電話 0195-62-2224

FAX 0195-62-4655

HPアドレス http://isigaminooka.jp/

営業日/
営業時間 8:00〜19:00

定休日 1月1日〜3日

店の名前 道の駅「石神の丘」産直施設

場所 岩手町大字五日市10-121-20

電話 0195-61-1600

HPアドレス http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/roadstation//iwate/iw21.html

営業日/
営業時間 9:00〜18:00