認定年度
平成13年
認定の種類
伝統料理
主な地域
住田町
料理の紹介
自家栽培の小豆と寒天、ザラメを用いて作る素朴な手作りお菓子。 気仙地方では、お正月や冠婚葬祭には、ようかん・ゆべし・がんづきがだされ、その家なりの作り方が伝承されてきた。
材料
(6本分)小豆…1.3kg、寒天…6本、ザラメ…3kg、塩…小さじ2杯、水…1.8リットル
作り方
1.小豆を水に入れて、煮る。煮立ってアクがでたら、水を取り替える。これを2回繰り返す。
2.煮た小豆を竹ざるで1回濾し、金網で1回濾したあと、脱水機にかける。
3.寒天をよく洗い30分くらいうるかし、1.8リットルの水で静かに煮とかす。寒天がとけたら、ザラメを溶かし、あんこを入れて、かき回しながらあわがなくなるまで煮る。あわが無くなったら、塩を入れる。この間1時間20分位煮る。
4.火をとめて、型にいれて固める。夏場は8時間位、冬場は5時間位かかる。
料理のポイント
1.新しい地元の小豆を使う。
2.焦がさないよう気長に錬っていく。
3.ようかんは、気仙地方を代表する古くからのお菓子で、お正月や祝い事がある時などに、各家庭でゆっくりと練り上げて作ったもの。