認定年度

平成12年

認定の種類

特産加工品

主な地域

大槌町

料理の紹介

 わかめの中茎を利用した佃煮と漬物。ばぁーらー漬けのばぁーらーとは、大槌の方言で、おどろいたりびっくりしたときに使われる接頭語。びっくりするほどおいしいのでしょう。

材料

(各50人分)
<塩抜き方法>
わかめの中茎、茎は塩蔵したものを使用。4〜5センチに切り、熱湯に塩1にぎり(約100g)を入れた中に入れて一度煮立てて、それを冷水で時々洗いながら(約1時間)塩抜きする。
【吉里吉里若芽煮】
わかめの中茎…1kg、黒砂糖…300g、みりん…100cc、酒…100cc、醤油…50cc、一味唐辛子(粉末)…少々、赤唐辛子…少々、白ゴマ…少々、はちみつ…大さじ1、水あめ…大さじ1
【漁り火漬け】
わかめの中茎…1kg、根しょうが…1かけ、人参…1/2コ、出し汁…1リットル、赤ざらめき…100g、濃口醤油…200cc、塩…小さじ1、酒…少々
【ばぁーらー漬け】
わかめの茎…1kg、人参…1本、ごぼう…1本、根しょうが…1かけ、塩漬けしたしその実…適量、きゅうりの古漬…7〜8本、たくあん漬…小1本、醤油…200cc、みりん…100cc、赤ざらめ…200g、七味唐辛子…少々

作り方

【吉里吉里若芽煮】

1.中茎を鍋に入れて30分位煮る。(水は中茎の半分より少なく入れる)

2.1に黒砂糖、みりん、酒、はちみつ、水あめを入れて煮る。ただし、黒砂糖は2〜3回に分けて入れる。

3.2を20〜30分火で加熱し、さめたらまた20〜30分加熱する。(加熱し、さますを、1日2〜3回繰り返し、2日間行う。)

4.最後に一味唐辛子、赤唐辛子、白ゴマを入れる。

【漁り火漬け】

1.だし汁に調味料(濃□醤油、赤ざらめ、塩、酒)を入れて煮立ててさます。

2.1に人参、根しょうがのせん切り、わかめの中茎を入れて出来あがり。

【ばぁーらー漬け】

1.たくあん漬、きゅうりの古漬、しその実は1時間くらい水で洗いながら塩抜きする。

2.醤油、みりん、赤ざらめ、七味唐辛子を鍋に入れ、沸騰させて冷ましておく。

3.それに、1と2を漬け込む。

料理のポイント

1.吉里吉里若芽煮は、厚手の鍋を利用。何度も火を加えた時、わかめの中茎は柔らかくなり、味にコクが出るから。

2.吉里吉里若芽煮の調味料には、体に良い黒砂糖を利用した。

3.食品添加物は、いっさい使用しないが冷蔵庫に保存すれば吉里吉里若芽煮は1ヶ月、漁り火漬けとばぁーらー漬けは1週間日持ちする。

東谷ヒロさんの「茎わかめ三昧」

販売 形態注文販売

連絡先 大槌町吉里吉里2-9-20

電話 0193-44-2846(自宅)

営業 時期季節限定10月〜3月

説明 吉里吉里若芽煮170g300円(茎の佃煮)、漁り火漬け150g200円(根しょうが入りさっぱり味)、ばあーらー漬け150g250円(野菜、しその実入り)