
認定年度
平成8年度
認定の種類
伝統料理
主な地域
陸前高田市
料理の紹介
米の不足時代における米のお菓子は、本当の「もてなし」菓子として大変貴重なものであった。米を石うすでひいて米粉をつくることから始まり、盆、正月には忙しい合間をぬってお母さん達は手づくりし、実家に里帰りする親戚や子供たちに、手みやげとして持たせるのが習わしであった。
材料
(300g4本)〔みそ味〕米の粉500g、ザラメ250g、白砂糖250g、薬味(シナモン等)適宜、味噌50g、水 カップ2、くるみ30g、ごま 大さじ5〔塩味〕米の粉500g、ザラメ250g、白砂糖250g、塩 大さじ0.5、こしょう5g、水 カップ2、よもぎ(水に戻したもの)100g、くるみ30g、ごま 大さじ2
作り方
1.ボールに粉・ザラメ・味噌・薬味を入れ、よくかきまぜる。
2.カップ2杯の水を沸騰させる。
3.沸騰したお湯を1に静かに入れながらかき混ぜる。かき混ぜ終わったらちょっとしとねる。
4.蒸し器にあげ布を敷く。しとねた粉をちぎりながら入れる。それを強火で蒸す。ガスで蒸す場合20〜25分位、薪で蒸す場合は15〜20分位。
5.ふけ上がってからボールにあけて、ごま、くるみを入れ白砂糖を手につけながらボールの底に手が当たるくらいに力を入れしとねる。
6.白砂糖がなくなったら自分なりの形に作る。
7.夏の場合は片栗粉、冬の場合は黒砂糖(大さじ2)、醤油(大さじ0.5)、水(大さじ5)をあわせ、煮詰めて冷まし照りつける。

熊谷チエ子さんの「ゆべし」
連絡先 陸前高田市広田町字泊7-2
電話 0192-56-4053
説明 香辛料の入ったゆべし、近場へ出前実演。