
認定年度
平成8年
認定の種類
伝統料理
主な地域
平泉町
料理の紹介
八斗料理は日常食として、作られてきたもので、もち料理同様、多くの料理方法がある。とろろ八斗はその中のひとつ。
材料
(5人分)八斗…小麦粉500g、水260〜270cc、だし汁…水4リットル、だし昆布 適宜、だいこん300g、にんじん100g、ごぼう100g、長ねぎ1本、味噌又はしょう油 適宜、長いも 適宜(すりおろし、塩少し入れてまぜておく)
作り方
1.小麦粉は分量の水でこねる。表面に片栗粉をうすくまぶし、ビニール袋に入れて、2時間以上ねかせる。 (夏は冷蔵庫の野菜室に入れる)
2.だし汁4リットルの水に、だし昆布、だいこん、にんじん、ごぼうを入れる。
3.だいこん、にんじんは4つ割、ごぼうはたて半分、ねぎは3等分にして煮る。1/2 になるまでゆっくり煮込み、根菜を取り出す。
4.味噌またはしょう油で味を整える。
5.ねかせておいたねり粉を両手でできるだけ薄くのばして、ちぎって入れる。(必ず汁が沸騰していること)
6.八斗が浮き上がったら、器に取り分け、とろろをかけて出来上がり。
※だし汁に野菜を適宜入れても良い。その場合は器にとろろを入れておき、その上に八斗を盛りつける。
料理のポイント
1.生地はこね合わせた後、小麦粉のねばりグルテンをひき出すため2時間〜8時間ねかせる。
2.こね合わせ生地は、沸騰した湯やだし汁に両手で薄くのばしながら、ちぎって入れる。
3.だし汁は根菜類をゆっくり煮込み、汁が半分になったら根菜を引き上げる。
4.とろろ八斗は根菜料理といって、肉、魚、野菜は具にしない。

石川渡さんの「とろろ八斗」
店の名前 JAいわて南ふるさとセンター「古里庵」
場所 平泉町平泉字衣関34-13 JAいわて南ふるさとセンター内
電話 0191-46-4850
FAX 0191-41-4821
営業日/営業時間 9:00〜17:00 予約制
定休日 11月下旬〜4月中旬の火曜日
説明 切り八斗500円、かわり八斗300円、汁八斗500円、八斗定食1,000円。6人以上。7日前までに要予約。