
認定年度
平成12年
認定の種類
伝承料理
主な地域
軽米町
料理の紹介
きのこや野菜が沢山入った汁に、柳の葉の形に切ったそばを加えた主食になる汁物。具がたくさん入った柳ばっとは冬期間の栄養源として、また、体の暖まるお汁として手軽に作られた。現在は鶏肉を利用しているので、若い人たちにも好評の料理である。
材料
(10人分)そば粉300g、木綿豆腐200g、ぬるま湯50cc、人参80g、ゴボウ80g、大根100g、しめじの水煮70g、凍み豆腐2枚、高菜漬け60g、煮干60g、だし汁15カップ、味噌100g
作り方
1.ボールにそば粉をとり、それに豆腐の砕いたものと、ぬるま湯50ccを入れてこねる。耳たぶくらいの硬さにする。
2.しめしたそばは、2つに分け、まな板にのせて、棒状に細く長く伸ばし、3位の厚さに切る。
3.だし汁は、水に煮干を入れて、だしをとる。人参、ごぼう、大根は短冊切り、凍み豆腐は水にもどし短冊切り、高菜は水出ししてから3cm位に切る。
4.だし汁に野菜と、きのこを入れて煮る。煮えたら味噌を半分入れ沸騰したら、薄く切った柳ばっとを入れて煮立たせ、最後に残りの味噌を入れて仕上げる。
5.火から下ろすとき凍み豆腐と高菜を入れて出来上がり。
料理のポイント
1.そば粉に豆腐を入れると軟らかくておいしい。
2.そば粉と豆腐を混ぜたときの硬さは耳たぶくらいの硬さに注意する。こねたものは長く寝かせなくてよい。