認定年度

平成10年

認定の種類

伝統料理

主な地域

西和賀町

料理の紹介

 納豆汁は体のあたたまる雪国自慢の郷土料理。 納豆のほか、さわもだし、わらび、高菜漬、豆腐は必ず入れるものとして伝承されている。

材料

(5人分)納豆1包、油揚げ 小1枚、さわもだし150g、ねぎ1本、味噌70g、水800cc、豆腐1/2丁、にんじん1/2本、わらび80g、高菜漬け80g、煮干し5〜6尾(※きのこ、わらび類は塩蔵ものを使う)

作り方

1.納豆をすり鉢に入れ、大根でよくつぶし、分量の中から味噌を少し加えて摺りつぶしておく。

2.煮干しのだし汁をつくる。(普通のみそ汁よりも少し濃いめ)

3.さわもだし、わらび、高菜漬けは塩味が少し残る程度に塩出しておく。

4.にんじんはささがき、油揚げは千切り、わらびは2cm長さに、高菜は細かく切る。豆腐はさいの目、ねぎは小口切りにしておく。

5.さわもだし、油揚げ、わらび、にんじん、高菜等の具を入れ、煮えたら味噌を入れる。

6.つぶした納豆を5の汁でとろとろするまでのばし、5の鍋に入れて一煮立ちさせ、最後に豆腐、ねぎを入れる。あまり煮すぎない。

料理のポイント

1.納豆をつぶす時大根を使うと逃げないで程良くつぶれる。又、臭みが和らぎ味も良くなる。

2.納豆汁は、さわさわの汁ではおいしくないので、具だくさんにして、こってりと仕上げるのがコツ。

3.納豆汁の具として、さわもだし、わらび、高菜漬け、豆腐は必ず入る物として伝承されている。

左草婦人グループの「納豆汁」

連絡先 西和賀町1-143-1(代表 高橋厚子)

電話 0197-84-2120

説明 身体が温まる伝統料理。岩手県内どこへでも出前実演可。実演時期12月〜4月。