認定年度

平成10年

認定の種類

伝統料理

主な地域

一戸町

料理の紹介

 一戸町鳥越地区に伝わる行事食で、米の生粉を使って作る笹まき。

材料

(35本分)米の生粉1升、もち米粉1合、くるみ50g、ごま45g、砂糖 少々、笹の若葉(4月〜5月にかけての柔らかいものを使用)、い草等

作り方

1.米の生粉に熱湯を少しずつ加え、静かに混ぜ合わせ、良くこねる。このとき、団子等より少し固めにこねた方が、笹にくっつきにくい。

2.(好みによるが)くるみをいれるほうには、砂糖を少々入れても良い。

3.ごまは、摺ったものに砂糖を少々加える。くるみは、きざんでおく。

4.1をピンポン玉位にちぎり、すりごま、くるみを入れて包んで棒状に形を整える。

5.笹の若葉2〜3枚を使って包み、い草で両端を結ぶ。

6.熱湯で10分位茹でる。

料理のポイント

1.笹の葉は、4〜5月の柔らかい若葉の時期に取り、冷凍保存しておく。

2.茹でることにより、笹の香りや風味が餅に染み込む。

3.中に入れる物は、好みに応じて、あんや黒砂糖等を使用しても良い。