更新日:2019年01月22日

認定年度
平成13年
認定の種類
伝統料理
主な地域
矢巾町
料理の紹介
甘い味の美しい米粉のお菓子。 矢巾では、ひな祭りに「ひなまんじゅう」、「きりせんしょ」とともにこの「すあま」が作られてきた。 すあまは素甘と書き、その形の、すはま(州浜)菓子からきている。州浜は、鎌倉時代中期に京都の菓子屋さんで作られたのが始まりといわれ、時代と共に伝わって、家庭の郷土料理になったと考えられる。
材料
(8本分)うるち粉…500g、砂糖…300g、塩…少々、熱湯…2.5カップ(梅酢の時はつゆの分を引く)、片栗粉…少々
色づけ用
よもぎ(冷凍)…30g…緑、かぼちゃ(粉末)…30g…黄、梅漬けつゆ…100cc…赤、しその葉…30〜50g…赤
※色づけ用は、それぞれ500gの粉に対して加える量。
※型は、きりせんしょの型を使っている。
作り方
1.粉に熱湯をかけてしとねる。
2.蒸し器で20分位蒸す。
3.蒸し器から取り出してボウルにあける。
4.熱いうちにすりこぎに砂糖をまぶしながら搗き、あら熱がとれたら、手に砂糖をつけながらこねる。
5.4に好みの色づけ材料を入れながら15〜20分位しとねる。
6.棒状にのしたものを片栗粉をまぶした型に入れて整える。型ができたなら糸を使って好みの大きさに切る。
料理のポイント
1.蒸す時間に気をつける。
2.熱いうちに砂糖を少しづつまぶしながら入れることがコツ。
3.色づけに自然の食材を利用している。ぶどうなども喜ばれる。

田中舘節子さんの「徳田(とくでん)すあま」
連絡先矢巾町大字北郡山7-56
電話 019-697-3297
説明 出前実演可。1週間前までに要予約。