読み仮名 | ちゅうそんじこんじきどう |
指定種別 | 国宝 |
種別 | 建造物 |
指定年月日 | 1951年 6月 9日 |
数量 | 1棟 |
所在地 | 平泉町平泉字衣関 |
所有者 | 金色院 |
保持団体 | |
管理団体 | 中尊寺 |
ホームページ | 平泉の文化遺産 |
概要
附 棟札 4枚
納札 1枚
旧組高欄 6組
古材 6点
旧飾金具 2点
天治元年(1124)、奥州藤原氏初代清衡により建立された。
方三間、単層、宝形造で、屋根は本瓦形板葺き、軒は二軒繁垂木である。
建物の材質はひば材、槍鉋仕上げ、丸柱の上に三斗(大斗、肘木の上に三つの斗をのせて桁を受ける組物)を組み、斗組の間に現存最古の独特な内刳抜式蟇股が入れられている。
内陣は四方に4本の七宝荘厳の巻柱を構え、前方須弥壇上に阿弥陀如来、左右に観音、勢至の二菩薩及び六地蔵、持国・増長の二天の小像を配し、各壇に11体ずつの仏像が安置され、極楽浄土を再現している。
漆、金、夜光貝、宝石を存分に使って仕上げた精緻華麗な阿弥陀堂建築である。