更新日:2025年08月14日
                            
| 読み仮名 | ちゅうそんじきょうぞう | 
|---|---|
| 指定種別 | 国指定・重要文化財 | 
| 種別 | 建造物 | 
| 指定年月日 | 明治41年4月23日 | 
| 数量 | 1棟 | 
| 所在地 | 平泉町平泉字衣関 | 
| 所有者 | 大長寿院 | 
| 管理団体 | 中尊寺 | 
概要
方5間、単層、宝形造。
 金色堂の西北に隣接し、「中尊寺供養願文」によって天治3年(1126)頃の建物と推定される。
 創建時は二階瓦葺であったが、建武4年(1337)の火災で二階は焼失し、後、修理を重ね、現在は銅板単層となっている。
 堂内三方の壁画には、黒漆の経棚が七重に設けられ、棚の上部には花形の吹き返し板を付けて宝相華を彩色している。
 以前はこの棚に、国宝紺紙金字一切経を納めた経箱が並べられていた。
 この紺紙金字一切経は、昭和30年、讃衡蔵に移されている。