読み仮名 | えづりここふんぐん |
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指定種別 | 国指定 |
種別 | 史跡 |
指定年月日 | 1979年 9月 10日 |
指定詳細 | 昭和54年9月10日(追加指定 昭和55年3月24日) |
数量 | |
所在地 | 北上市江釣子・和賀町 |
所有者 | 北上市 外 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 北上市(江釣子古墳群) |
概要
丘上に所在する。
周隍によって知られる墳丘の形は円形で直径は最小6m、最大15m、普通は7〜8mで、周隍の幅は1〜1.5m、墳丘の高さは0.7〜1.2m前後である。
封土は石室を被う程度である。
墳丘の内部には、横穴式積石石室がある。
細長い川原石を小口積みにして築き上げたもので、石室内部の大きさは、長さ2〜4m、幅0.7m前後、高さ0.6〜1.3mである。
奥壁に1個の立石がある。
立石は側壁にも左右相対して見られ、左右の立石の間の床面に石を置いて石室を3つあるいは4つの部分に区切っている。
副葬品は、蕨手刀・直刀・刀子・鉄鏃などの武具、鉄斧・鉄鍬などの農具、勾玉・切子玉・ガラス玉・土玉などの玉類、紡錘車・須恵器・土師器が出土している。
横穴式積石をもつ古墳時代後期後半の円墳群で、東北地方北端の群集墳として重要である。