読み仮名 | はってんいせき |
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指定種別 | 国指定 |
種別 | 史跡 |
指定年月日 | 1978年 2月 22日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 北上市更木 |
所有者 | 北上市 外 |
保持団体 | |
管理団体 | 北上市 |
ホームページ |
概要
北上市更木町にあり、北上川に突出した舌状台地の先端に位置する縄文時代中期末から後期にかけての集落跡である。
昭和52年(1977)の調査で、約2haの全面積がほとんど縄文時代の住居の柱穴群と貯蔵穴状の土壙群であることが判明した。
特に注目されたのは、縄文時代後期終末の直径13.5mの大型円形住居跡と、それとほぼ同じ時期に属する3か所の土壙から、土製仮面の部品と思われる鼻・口・耳などが発見されたことである。
これら土製仮面の部品は、墓と思われる土壙と廃棄された貯蔵穴と思われる土壙から出土しており、出土状況から死者の仮面の部品あるいは祭事に用いた仮面・人形の部品とも想像された。