読み仮名 つのづかこふん
指定種別 国指定
種別 史跡
指定年月日 1985年 3月 22日
指定詳細 奥州市胆沢区南都田
数量
所在地
所有者 奥州市
保持団体
管理団体
ホームページ いわての文化情報大事典(縄文−古墳時代)

概要

胆沢扇状地の中央、県道水沢・十文字線沿いの水田にある。
墳丘上に杉の独立木があるので一本杉とも呼ばれている。
範囲確認調査の結果、古墳は主軸長44.5〜44.6m、後円部径28.3m、前方部長16.1〜17.3m、幅15〜16m、後円部最大比高4.3m、前方部最大比高約1.5mであった。
墳丘を取り巻く周隍は、後円部幅9〜10m、深さ0.3〜0.5mで前方部の幅が狭まる卵形を呈している。
素掘りで貼石・目貼り等はしていない。
周隍からは、多くの円筒埴輪に混じって、形象埴輪の破片も多数出土した。
古墳の形状は前方部の低い前方後円墳であるが、墳丘築成および内部構造は未調査のため不明である。
古墳の年代は、5世紀から6世紀初めと推定される。
角塚古墳は現存する県内最大でもっとも古い古墳であり、また、埴輪を有する前方後円墳では県内唯一で、我が国最北のものである。