更新日:2019年03月28日

読み仮名 | つのづかこふん |
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指定種別 | 国指定 |
種別 | 史跡 |
指定年月日 | 1985年 3月 22日 |
指定詳細 | 奥州市胆沢区南都田 |
数量 | |
所在地 | |
所有者 | 奥州市 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | いわての文化情報大事典(縄文−古墳時代) |
概要
胆沢扇状地の中央、県道水沢・十文字線沿いの水田にある。
墳丘上に杉の独立木があるので一本杉とも呼ばれている。
範囲確認調査の結果、古墳は主軸長44.5〜44.6m、後円部径28.3m、前方部長16.1〜17.3m、幅15〜16m、後円部最大比高4.3m、前方部最大比高約1.5mであった。
墳丘を取り巻く周隍は、後円部幅9〜10m、深さ0.3〜0.5mで前方部の幅が狭まる卵形を呈している。
素掘りで貼石・目貼り等はしていない。
周隍からは、多くの円筒埴輪に混じって、形象埴輪の破片も多数出土した。
古墳の形状は前方部の低い前方後円墳であるが、墳丘築成および内部構造は未調査のため不明である。
古墳の年代は、5世紀から6世紀初めと推定される。
角塚古墳は現存する県内最大でもっとも古い古墳であり、また、埴輪を有する前方後円墳では県内唯一で、我が国最北のものである。