更新日:2022年02月22日

読み仮名 | おおすずかみいせき |
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指定種別 | 国指定 |
種別 | 史跡 |
指定年月日 | 2008年 7月 28日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 奥州市胆沢若柳 |
所有者 | 奥州市・林野庁 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
大清水上遺跡は、胆沢扇状地の最奥頂部、標高280mの中位段丘上に立地する。
遺跡は縄文時代前期後葉の大木5式期に限られ、遺構がまったく存在しない直径20mの中央広場を取り囲むように、大型竪穴住居62棟がその長軸を中央広場の中心に向けて円環状に直径約110mの範囲で配置され、さらにその外側には小型竪穴住居や主に貯蔵穴と想定される土坑が巡る。
大清水上遺跡は、中央広場に軸線を向けて環状を形成する集落で、縄文時代中期に普遍化する環状集落の初期形態として、その形成状況がわかる極めて重要な遺跡である。