更新日:2022年02月16日

読み仮名 | ねそりのだいけいかぼく |
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指定種別 | 国指定 |
種別 | 特別天然記念物・地質鉱物 |
指定年月日 | 1952年 3月 29日 |
指定詳細 | 昭和11年12月16日天然記念物指定、昭和27年3月29日指定変更 |
数量 | |
所在地 | 一戸根反字川向 |
所有者 | |
保持団体 | |
管理団体 | 一戸町 |
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概要
一戸町根反地区の東、根反川左岸の崖にある。
珪化木は、四つ役層(新第三系中新統・約1,500万年前)に属する砂質凝灰岩層の中に直立しており、露出しているのは樹幹の上半部と下半部の反面である。
樹種はセコイヤメスギで、第三紀時代には各地で大森林を形成していたようである。
保存されているのは、幹の下部と株の部分で、露出部分の大きさは、直径2m、目通幹囲約7mで、高さは6m40cmであったが、崖の土砂が押し出したため、その上部が破損し、縦に数カ所の亀裂が生じた。
このため、昭和49年(1974)に珪化木上部の復元修理・崩壊防止工事を実施し、現在に至っている。
根反の大珪化木は、直立珪化木としてわが国最大で、また形も良くきわめて貴重である。