読み仮名 けとうおんせんのせっかいか
指定種別 国指定
種別 特別天然記念物・地質鉱物
指定年月日 1941年 2月 28日
指定詳細 (天)昭和16年2月28日(特天)昭和32年6月19日
数量
所在地 北上市和賀町岩崎新田
所有者
保持団体
管理団体
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概要

>夏油温泉は、和賀川の支流夏油川の上流に湧く温泉である。
指定地域は夏油温泉「天狗の湯」石灰華ドームの上流10mから、夏油川右岸沿いに「蛇の湯の滝」に至るまでの間、川岸に沿い幅30mの区域である。
石灰華は、温泉中に含まれる炭酸カルシウムが、地表に湧き出る際の急激な圧力と泉温の下降により、岩肌に付着したものである。
温泉地内には、随所に温泉が湧出し、大小の石灰華の付着が見られるが、その中で「天狗の湯」石灰華ドームは、わが国における噴泉塔中、最大のものである。
正面から見るとほぼ左右対称の戴頭円錐形をなし、頂上部はほとんど平坦で径は約7m、下底部の径は約25mに達し、高さは17.6mで、そそり立つような偉観を呈している。
わが国では、石灰華の見られる温泉は少なくないが、夏湯温泉の石灰華のように広い範囲に大規模に発達し、しかも「天狗の湯」石灰華ドームのように巨大なものは外に例がなく、きわめて貴重である。