更新日:2022年02月16日

読み仮名 | つばきしまうみねこはんしょくち |
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指定種別 | 国指定 |
種別 | 天然記念物・動物 |
指定年月日 | 1934年 12月 28日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 陸前高田市広田町字集 |
所有者 | 陸前高田市 |
保持団体 | |
管理団体 | 陸前高田市 |
ホームページ | 陸前高田市(椿島ウミネコ繁殖地) |
概要
椿島は、広田岬の南東海上約1kmの所にある花崗岩の小島である。
この島は、過去に多数のツバキやトベラなどの緑に被われていたが、現在ではウミネコやその他の海鳥のため、樹木のほとんどは枯れて、イタドリ、ヨモギ、イネ科植物のみが繁っている。
ウミネコは、カモメの一種で体長40cmくらい、翼長35cmくらい、脚およびくちばしは黄色、くちばしの先端は赤い。
背部は青灰色、尾に一すじの黒帯がある。
毎年2月から3月にかけて繁殖地に集まり、5月から6月にかけて産卵しヒナを育てる。
巣は、岩のくぼみに枯れ草を少し置いた程度の粗末なものである。
巣内には、2〜3個の卵が見られることが多い。
6月上旬にふ化し、7月中旬には成鳥の大きさになる。