更新日:2025年08月15日

| 読み仮名 | もりおかいしわりざくら |
|---|---|
| 指定種別 | 国指定 |
| 種別 | 天然記念物・植物 |
| 指定年月日 | 大正12年3月7日 |
| 数量 | |
| 所在地 | 盛岡市内丸 |
| 所有者 | 国 |
| 管理団体 |
概要
石割桜は、盛岡市の中心の盛岡地方裁判所の前庭にある。
ここは、盛岡藩士北監物の屋敷跡とされている。
このサクラは、巨大な花崗岩の割れ目に成育した樹齢およそ350年ほどのヒガンザクラである。
樹を挟む花崗岩は、長径7m20cm、短径4m、地上からの高さ1m70cm、周囲21mという巨大なものである。
樹高は、およそ10m。
樹の幹は、割れ目の中ではまな板状に平らになり、岩から外に出たところで急に太くなり、2つの支幹に分かれる。
分岐点でのそれぞれの幹囲は1つがおよそ4m30cm、もう一方が2mあり、それぞれさらに分枝して、毎年4月には見事な花をつけている。
ヒガンザクラは、エドヒガンあるいはアズマヒガンとも呼び、ヒガン系サクラの代表種で、サクラの中では最も寿命が長い。