更新日:2025年08月15日

読み仮名 | けぞうじのほうじゅまつ |
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指定種別 | 国指定 |
種別 | 天然記念物・植物 |
指定年月日 | 昭和10年12月24日 |
数量 | |
所在地 | 陸前高田市小友町字門前 (華蔵寺) |
所有者 | 華蔵寺 |
管理団体 |
概要
宝珠マツは、華蔵寺境内にある樹高約20mのクロマツである。
このマツは、雄花と雌花のつく位置が一般のマツと反対に着生する。
一般のマツは、春に伸びる新梢の付け根に雄花がつき、先端に雌花がつく。
しかし、このマツは、雄花のつく位置に雌花が、しかも多数集まってつくため、成熟すると、マツカサ(球果)がくっつき合いパイナップル状に見える。
この異常な着花習性は、毎年すべての枝に発生するものではなく、数年あるいは10数年において偶発的にしかも散発的に発生している。
樹は周囲が2m前後で、樹齢はおよそ130年くらいと推定されている。