更新日:2019年01月29日

読み仮名 | じゃがさき |
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指定種別 | 国指定 |
種別 | 天然記念物・地質鉱物 |
指定年月日 | 1936年 12月 16日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 陸前高田市小友町谷地館 |
所有者 | 個人 外 |
保持団体 | 陸前高田市 |
管理団体 | |
ホームページ | 岩手県観光協会(蛇ヶ崎) |
概要
蛇ヶ崎は陸前高田市広田町の大野湾と大船渡市末崎町の門の浜湾の間にあって、東南に細くのびる岬の先端部にある。
岬の端には鶴島・亀島および海鼠岩等の大小の島が散在している。
この付近は、下部白亜紀の硬質砂岩と頁岩からできており、これらの岩層が海食作用を受けて海食崖となったり、また、島と島、島と岬との間に細い水道ができ、あるいは大規模な海食洞や潮吹穴も見られるなど変化に富む典型的な海食地形を構成している。
特に海食洞は規模が大きく、「魔の瀬の大洞窟」とこれに続く「かわうそ穴」や「金沢洞窟」と呼ばれる非常に奥行きの深い洞窟がある。
また、鶴島と亀島の間には亀島水道と呼ばれる狭い水道があり、さらに「雷鳴潮吹」、「打出しの潮吹」と名付けられている潮吹穴もある。
これらは、いずれも地質状況と海食との関係をよく示す例として貴重である。
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