更新日:2025年08月15日

読み仮名 | あっかどう |
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指定種別 | 国指定 |
種別 | 天然記念物・地質鉱物 |
指定年月日 | 昭和50年2月7日 |
数量 | |
所在地 | 岩泉町大字安家 |
所有者 | 個人 外 |
管理団体 |
概要
安家洞は、岩泉から久慈へ通じる県道沿い、岩泉町安家本元にある。
昭和36年(1961)およびその後の調査で、総延長が8,000mを超える国内最大の鍾乳洞であることが判明したが詳細は不明である。
洞窟は、安家石灰岩中に発達し、地質構造との関連から南北及び北西から東南方向にのびる洞が優勢である。
洞は、長さの割にしては、一般に狭く、幅は5〜10m、高さは5m以下の部分が多い。
鍾乳石・石筍・石柱・フローストンなどの発達はきわめて良く、リムストン(畔石)も数カ所で認められる。
全般的に保存が良く、洞内の景観は繊細華麗であり規模とともに、わが国の代表的な鍾乳洞として地質学的に価値が高く、貴重である。