更新日:2019年01月29日

読み仮名 | きゅうささきけじゅうたく |
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指定種別 | 国指定・重要文化財 |
種別 | 建造物 |
指定年月日 | 1978年 5月 31日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 盛岡市上田字松屋敷:岩手県立博物館(元岩泉町) |
所有者 | 岩手県 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 岩手県立博物館(展示室案内) |
概要
桁行17.7m、梁間9.1m。
東面突出部桁行8.5m、梁間7.0m。
寄棟造、茅葺。
建築年代については明確な資料はないが18世紀中頃と推定される。
この建物がもと所在していた岩泉町は、深い山村で、大部分の建物が曲家で、佐々木家住宅は曲家として標準的な規模をもつ。
平面は、主屋部と馬屋の取付部を間口1間の土間とし、主屋部は、土間の背面に「うちだいどころ」と「ものおき」の2室があり、その上手前面に「なかで」その奥に「なんど」2室をおき、さらにその上手には、座敷2室が設けられる。
岩手県北部の農家として、平面、構造ともに古い形式をもち、かつ、旧状をよくとどめている貴重な遺構である。
昭和53年、岩手県に寄贈され同55年、県立博物館の屋外展示施設として移築されている。